DC-MC35UL2のQ&A
本ページではDC-MC35UL2のトラブルシューティングについて掲載しております。まず、以下の情報をご覧頂いて解決策が見つからない場合には、お問い合わせフォームより詳しい内容をお送り下さい。
Q.001 HDD を内蔵した本機をPC に接続してもマイ・コンピュータにドライブアイコンが表示されない
本機に接続したHDD にパーティションが作成されていないことが考えられます。コンピュータの管理メニューを使用して、パーティションを作成してください。パーティションはプライマリパーティションで作成してください。
Q.002 拡張パーティションを作成したHDD を認識できない。
本機はプライマリパーティションのみ認識・使用することができます。HDD のパーティションを作成しなおしてください。Q.003 250GB 以上のHDD が認識できない。
HDD のフォーマットを行う際に、アロケーションサイズをOS の既定値以外に設定されたことが考えられます。アロケーションサイズは、必ずOS の既定値を設定してください。Q.004 HDD 上のファイル名は表示されるが、再生が行えない。
原因1.
Windows XP / Windows 2000 のファイルやフォルダの圧縮機能により、ファイル内容が圧縮されていることが考えられます。ファイルのプロパティから詳細設定画面を開き、内容を圧縮してディスク容量を節約するオプションを解除してください。
原因2.
Windows XP / Windows 2000 のセキュリティ機能により、ファイル内容が暗号化されいることが考えられます。ファイルのプロパティから詳細設定画面を開き、内容を暗号化してデータをセキュリティで保護するオプションを解除してください。
Q.005 動画ファイルが再生できない。
原因1.
使用されている映像コーデックや音声コーデックの組み合わせや、解像度やビットレートなどの設定により現象が発生していることが考えられます。動画ファイルを別の条件で再エンコードするか、コーデックや各種設定を添えてサポート窓口までお問い合わせください。
原因2.
動画ファイルの作成時に、映像と音声がインターリーブされていないことが考えられます。映像と音声のインターリーブを有効にして動画ファイルを再エンコードすることで解決する可能性があります。
Q.006 動画ファイルの再生は行えるが、巻き戻しや早送りが正常に行えない。
動画ファイルの内容の一部が破損していることが考えられます。動画ファイルを再エンコードすることで解決する可能性があります。Q.007 ファームウェアのバージョンはどこで確認できるのか?
ファイル一覧画面で”情報”ボタンを押すことで、ファームウェアのバージョンやMAC アドレスなどを確認することができます。
情報画面を終了するには、再度”情報”ボタンを押します。
Q.008 DC-MC35UL/N で実装されていたプレイリスト機能は無くなったのですか?
DC-MC35UL2 にも一応プレイリスト機能は実装されています。- ファイル一覧画面で”選択”ボタンを使用して、プレイリストに追加するファイルを指定します。既に選択されているファイル上でボタンを”選択”押すと、選択を解除することができます。
”選択”ボタンの代わりに”全て選択”ボタンを使用してファイルを選択すると、以下のフォルダも含む全てのファイルが選択されます。
- ”メニュー”ボタンを押すと画面下部にメニューが表示されるので、「playlist」を選択します。
- プレイリストメニューが表示されます。
プレイリストメニュー上でシャッフル再生を行うこともできます。
※プレイリストメニューを終了するには、「取消」を選択します。
Q.009 MPEG-2データで映像は出るが音声が再生されない
ファームウェア1.0.7以降で対応しております。サポートページより最新版のファームウェアをダウンロードしご利用ください。Q.010 ファイル名やフォルダ名で正常に表示されない文字がある
フォルダ名やファイル名に一部の2バイト文字が使用されいてる場合、一覧にファイルが表示されなかったり再生が行えない場合があるようです。このような現象が発生した場合には、フォルダ名やファイル名を半角(1バイト)の英数文字にリネームしてご利用ください。また、ファームウェア更新での対応を行うため、文字化けやこのような現象が発生する文字にお気づきになられましたらお問い合わせフォームよりお知らせください。
「乏」「雑」「半」「岸」「雌」「師」「題」「〜」「〜」の文字が正常に表示されない件につきましては最新のファームウェアにて対応しております。サポートページより最新版のファームウェアをダウンロードしご利用ください。
Q.011 長いファイル名がフォルダとして誤認識されたり、正常に再生されない
ファームウェア1.0.7以降にて不具合解消しております。サポートページより最新版のファームウェアをダウンロードしご利用ください。Q.012 電源を入れても画面に何も表示されなくなった
本製品は起動からメニュー画面が出て操作可能になるまでの間に本体前面パネルの青ランプが点滅し、操作可能になった時点で点灯に切り替わります。ランプが点灯に切り替わったあと、リモコンの「映像切替」ボタンを何度か押して本製品の映像出力モードを切り替えてみてください。
押す度にモードが切り替わりますので、製品自体に異常がなければテレビ映像が正常な表示になります(ファームウェア1.0.4の場合約30回、ファームウェア1.0.6以降の場合は約8回で出力モードを一巡します)。
※ テレビが映像を表示するには多少のタイムラグがありますのでボタンは多少ゆっくり目に押してください。
また、本製品とパソコンをUSB接続した状態では本製品をメディアプレイヤーとして利用することが出来ません。TV接続でお楽しみ頂く場合はUSBケーブルを外した状態でご利用ください。
Q.013 ファームウェアを更新したらWAVEファイルが再生できなくなった
ファームウェア1.1.0及び1.1.1にて現象が確認されておりましたがファームウェア1.1.3以降にて不具合解消しております。サポートページより最新版のファームウェアをダウンロードしご利用ください。Q.014 全角文字の”×”が含まれるフォルダ/ファイルが正しく認識されない
ファームウェア1.1.8にて改善されております。最新のファームウェアをご利用ください。Q.015 DC-MC35UL2 のNDAS マネージャーで、DCMC35UL/N がマウントできなくなった。
NDAS 技術の開発元である米国XiMeta, Inc.から提供されているNDAS マネージャーの仕様により、DC-MC35UL2付属のNDASソフトウェアにてDCMC35UL/N をマウントすることができません。
DC-MC35UL/N 用のNDAS マネージャーを使用することでDC-MC35UL2 とDCMC35UL/N を同時に使用することができますが、その場合にはDC-MC35UL2 のWRITE転送速度が約1/3 程度に低下します。
Q.016 Windows MediaPlayer 11で作成したWAVE形式のPCMファイルが正常に再生されない。
ファームウェア1.1.8にて改善されております。最新のファームウェアをご利用ください。Q.017 NDAS機能が正常に動作しない
NDAS機能について正常に動作が行えない場合、下記の点についてご確認下さい。- 本機の設定について
本機の設定画面からNDASの項目を選択し「NDAS設定:ON」の状態になっているかご確認ください。
※工場出荷時の設定値は「OFF」となっています。
- パソコン側の設定について
本機付属のCD-ROMよりNDASソフトウェアをインストールし、NDASコードの登録を行ってください(NDASコードは本機底面のシールに記載されています)。
ファイヤーウォールをご利用の場合、NDASに関する通信が遮断されるのを防ぐために、WindowsXP SP2や市販ソフトウェアのファイアウォールの設定にて、以下の4つのファイル(NDASソフトウェア関連ファイル)を監視対象から外してください。
(設定方法はお使いのソフトウェアヘルプ等をご参照下さい)
C:¥Program Files¥NDAS¥System¥ndasbind.exe
C:¥Program Files¥NDAS¥System¥ndasmgmt.exe
C:¥Program Files¥NDAS¥System¥ndassvc.exe
C:¥Program Files¥NDAS¥System¥ndascmd.exe
(システムドライブがCドライブの場合の例です)
- LANケーブルについて
本機とPCのLANを直結している場合はクロスケーブルをご使用下さい。HUB経由で接続する場合はストレートケーブルをご使用下さい。
(Auto MDIXを備えた機器との接続の場合はどちらのケーブルでも構いません)
- 無線LANを経由されている場合
本機とPCの間に無線LANが経由される場合、NDAS通信が一般的なTCP/IPではなく独自の通信方式を採用している関係で環境によっては正常に動作しない場合があります。
無線LAN機器の動作設定(バーストモードや暗号設定等)の調整を行うことにより改善される場合がありますが、機器によってはお使いいただけない場合がございます。また、マルチクライアントモードを備えた無線LANコンバータをご使用の場合、シングルモードに変更することにより改善される場合もありますのでご確認下さい。
※ 無線LANでのNDAS機能のご利用に関しましては、突然の無線通信切断によるデータ消失などの可能性があるため推奨しておりません。
Q.018 LAN共有をかけたPCやPC上のファイル・フォルダが参照できない。
PC-Networkによる共有機能がうまく動作しない場合、下記の点についてご確認下さい。- LANケーブルについて
本機とPCのLANを直結している場合はクロスケーブルをご使用下さい。HUB経由で接続する場合はストレートケーブルをご使用下さい。
(Auto MDIXを備えた機器との接続の場合はどちらのケーブルでも構いません)
- IPアドレスの設定について
本機の設定画面からNetworkの項目を選択し、本機のIPアドレス設定が環境にあった状態になっているかご確認ください。インターネットルータなどのDHCPが有効なLAN環境の場合は本機の「IP自動取得」を「ON」に設定し、IPアドレスを個別に設定する必要がある環境の場合は本機の「IP自動取得」を「OFF」に設定し、「IPアドレス」「サブネットマスク」に適切な値を設定してください。
- ファイヤーウォール設定について
本機ネットワーク上のPCにアクセスする際、TCPの139ポートとUDPの137ポートを使用します。ファイヤーウォールをご利用の場合、本機からPCへの両ポートの通信を受け入れるように設定してください。
(設定方法はお使いのソフトウェアヘルプ等をご参照下さい)
- 共有フォルダ名について
共有名の文字数が半角12文字(全角6文字)を超えないように設定してください。(共有を行いたいフォルダ名自体は長いままでも問題ありません)
※本機の仕様上、半角12文字(全角6文字)を超える長さの共有名(フォルダ名)は共有設定を行っても本機で認識されません。
- 共有フォルダのアクセス権/セキュリティ設定について
共有設定を行っても共有フォルダやその中のファイルが表示されない場合、フォルダのアクセス権やセキュリティに制限が掛けられている可能性がございます。
共有したいフォルダの「共有」「セキュリティ」タブ共に、「グループ名又はユーザー名」内にGuestアカウントが存在しているか、また、存在している場合には読み取りやフォルダ内容の一覧表示にチェックが入っているかご確認ください。
Guestアカウントが存在しない場合には、編集ボタンを押してアカウントを追加してください。