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S010 DCS-SEV24





Q.001
■オペアンプの付け替え方法について教えてください。
Answer サウンドカードの赤枠の部分がオペアンプです。左側に4個、右上に1個ついていますが、左側4個が出力用、右上1個が入力用です。オペアンプは2回路入りDIP8pinとなっており、出力側は4個で合計8チャンネルの出力を増幅しています。出力側のオペアンプは上段からそれぞれフロントLR、リアLR、センター+サブウーハー、サイドLRの出力に割り当てられています。1個ずつ交換する事でフロントとリアで違う音質にする事ができます。

オペアンプを取り替える際には、オペアンプをIC引き抜き工具もしくは精密マイナスドライバーなどで取り外して交換したいオペアンプを取り付けます。オペアンプは取り付ける向きが決まっています。間違った向きに取り付けますと破損の原因となりますので十分注意して下さい。取り付ける向きを確認する目安としてオペアンプの1ピンマークを参考にして下さい。(画像の赤い丸の部分)1ピンマークが本製品のブラケット側に来る様に合わせて取り付けてください。新しいオペアンプの場合、端子が少し開き気味になっていますので少し垂直になるように調整して取り付けてください。

オペアンプは、静電気によって破損する恐れがありますので作業を行う前に必ず金属などに触れて放電してください。
Q.002
■使用可能なオペアンプを教えてください。
Answer 本製品はDIP8pinの2回路入り電源仕様両電源(V+,V-)のオペアンプに対応しています。単電源(V+,GND)には対応しておりません。オペアンプには様々な種類がございますが、ローノイズ仕様のオペアンプを選んで頂く事をお勧めします。ローノイズでないオペアンプを使用しますと音質向上はおろか音割れが発生しますのでご注意ください、

本製品は新日本無線製NJM4580Dを基準に設計をしております。NJM4580の詳細な仕様はこちらをご覧下さい。
基本的に同等の回路であり駆動電圧の幅が±4〜±18Vを包括したオペアンプをお使いいただければ問題なく駆動します。

弊社で動作を確認したオペアンプは以下の品番となります。

<新日本無線製>
NJM4558D
NJM4560D
NJM4580D
NJM5532D
NJM2068D
NJM2114D
(末尾DDモデルはノイズ選別品です。)

<Texas Instruments(BurrBrown)>
OPA2604AP
OPA2134PA
OPA2277PA

<AnalogDevices>
OP275
Q.003
■ASIO対応していますか?
Answer 本製品はASIOには非対応です。
Q.004
■AudioDeckではデジタル出力192kHzが選択できますが?動作するのでしょうか?
Answer 本製品に搭載しているオーディオコントローラーVT1724(Envy24HT)はデジタル出力192kHzをサポートしておりますが、デジタル出力用インターフェースレシーバーCS8415Aは96kHzの入出力までの対応となりますので192kHzに設定された場合音声が出なくなります。動作致しませんので96kHzまでの設定範囲でお使いください。
Q.005
■Dolby Digital等のサラウンドに対応していますか?
Answer Dolby Digital等のサラウンドをお使いになる場合にはプレーヤーとなるアプリケーションが対応している必要があります。一般的にソフトウェアコーデックとしてプレーヤーに実装されている場合が多いです。これらのコーデックは無料で添付できないため、おまけ等で添付されているDVDプレーヤーソフトウェアには実装されていない場合が多いです。パッケージで販売されているDVDプレーヤーもしくは、プレーヤーの追加ソフトウェアとして販売されているソフトウェアコーデックを購入されますと対応できます。

ハードウェア的には、DolbyDigital(Dolby AC-3)、DolbyDigital SurroundEX、DTS、DTS-ESをサポートしています。

デジタル出力でサラウンドシステムと接続する場合には、サラウンドシステムがこれらのサラウンドに対応している必要があります。
Q.006
■マザーボードに取り付ける際に他の部品とぶつかってしまいます。どうしたら良いですか?
Answer 本製品は基板背面に低周波電磁波除去プレートを装備しています。本プレートは基板から約3mmの距離に設置されています。

多くのマザーボードは、PCIExpress 1xスロットに装着する基板の背面に障害物が無い事を前提に製造されています。そのためレイアウト上基板背面ギリギリにヒートシンク、メモリースロット等の部品を配置している事があります。
取り付け時にマザーボード上の部品とぶつかる場合は、背面の低周波電磁波除去プレートを外すか他の位置のスロットを使用するようにしてください。
Q.007
■基板に搭載されているコンデンサが、掲載されている写真と異なっています。
Answer 製品の製造時期によりコンデンサの被服が掲載の写真と異なる場合がありますが、メーカー及び仕様(型番、電気的特性)には相違ありません。