最新のPCは、映像・音楽といったメディアを自在に扱う事ができるパフォーマンスを手に入れました。私たちはそうした「メディアセンターPC」に相応しいオーディオカードを考えました。アナログ接続では「オーディオクラスのいい音を出す」事、デジタル接続では「HDMIに対応できる」事。他のキャプチャデバイスなどと競合しない独立した帯域を使えるPCIExpressバス対応、オペアンプの交換による楽しさの広がりなど、DIYパーツブランド「東京スタイル」は音響メーカーに迫る音を違う形で提供します。 PCオーディオで実績・定評の高いVIA（IC Ensemble）ENVY24HTを採用。7.1chサポート、Qサウンドによるサラウンド、24bit192kHz入出力対応など機能・性能面で優れたコントローラーです。 各チップへ供給される電源回路、PCI Expressバスからの電源入力のノイズ除去回路、カップリングコンデンサにルビコンアルミ電解コンデンサZL/MCZシリーズを採用。 供給される電源をクリーンにするノイズ除去回路には超低ESRのMCZシリーズを実装。低周波ノイズから高周波ノイズまで綺麗にフィルターリングできます。 更に高周波ノイズフィルターとして村田製作所の積層チップセラミックコンデンサーも併設。PC側の余分なノイズを完全にシャットアウトします。 その先の電源回路、カップリングコンデンサ等にはZLシリーズを採用。 低インピーダンス、高許容リップル電流といった特性は、要求電力変動に対する応答性に優れます。すなわちダイナミックなサウンドに対しても余裕で電力供給を行う事ができますので、あらゆるジャンルの音楽でも非常に高い再現性を実現します。 Wolfson Microelectronics WM8776/8766を採用。数々のハイエンドオーディオからiPodにも採用実績がある、英国エジンバラにあり、業界で最も豊富な経験を有する革新的な設計者と技術者を擁する世界有数のカスタムICメーカーです。経験・実績に基づいたノウハウがふんだんに活かされており独特の温かみのある音を作ります。ステレオのDAC/ADCとしてWM8776を、サラウンド出力のDACとしてWM8766を各々採用。ステレオチャネルのみならずサラウンドチャネルに対しても高品質な音を提供します。 SPDIF出力には、8チャネル対応Cirrus Logic CS8415Aデジタル・オーディオ・インターフェース・レシーバーを採用。低ジッタのクロック・リカバリ・メカニズムを内蔵しているため、入力ストリームから非常にクリーンなクロック信号を生成できます。 安定性とパフォーマンスで定評のあるPLX Technology PEX-8111採用。蓄積されたノウハウがPCI Express 1xのサウンドカードを実現しました。 サウンドカードの背面に電磁波除去プレートを装備。低周波クラスの電磁波を大幅除去します。基板上の信号線へのノイズ混入を徹底的に防止する事でクリアーなサウンドを作り出します。 デジタル回路とアナログ回路を完全分離しました。デジタル回路からのノイズがアナログ回路に混入しないように細心の注意を払っています。 アナログ出力の音を決める部品の一つにオペアンプがあります。音の分解能、各音域のメリハリなどはお客様の好みが大きく分かれる部分でもあります。オペアンプを交換する事でお客様の好みを合わせる事が出来ます。標準では、新日本無線NJM4580Dを搭載していますが、オプションで新日本無線NJM5532DD、NJM2114DD、バーブラウンOPA2277、OPA2604、OPA2134などのオペアンプを順次販売して参ります。 S905 DCS-OPKIT1 OPAMD KIT for Stereo Sound いろいろな音を楽しめる、オペアンプキットをご用意いたしました。 ステレオ2ch用として4種類各1個ずつ、引き抜き工具をセットにしました。 差し替えることで今までのS010とは全く違う音をお楽しみいただけます。WEB販売のみの限定品を是非お買い求めください。 <キット内容> オペアンプ　新日本無線NJM-5532DD, NJM-2114DD, TI(Burr-Brown)OPA-2134PA OPA-2277PA IC引き抜き工具 弊社オンラインショップにてお取り扱い中！ TI製NE5532をベースに作られた低雑音位相補償回路搭載オペアンプ。筆者の感触としては、やや高音域が得意なアンプであると感じます。分解能は標準添付の4580よりも遥かに高くクリアーな音が出ます。ロック・ポップス向きです。600Ωドライブ可能なのでヘッドフォンアンプとしても使えます。NE5532とは全く違う音と感じる人も多く是非両方試してみたいアンプです。 NJM5532を改良し、高スルーレート・高帯域を実現。筆者の感触としては、全体的にフラットに素直な音を再現するアンプであると感じます。分解能は5532よりも高くボーカルの息遣いまで鮮明に表現します。クラシック・ボーカル向き。5532同様ヘッドフォンアンプにも使えます。 新日本無線 NJM5532DD 新日本無線 NJM2114DD Burr-Brownブランドの定番のオペアンプ。やや独特な雰囲気がある。筆者の感触としては、やや「ほんわか」した感じの音が出ます。高音域がやや苦手ではありますが全体的には柔らかい感じの音を出すアンプです。スループットは極めて高く、ヘッドフォンでも十分な音量が得られます。 工業用のOPA177をベースに、高精度化を実現したオペアンプです。筆者の感触としては、OPA2134PAと同じ感じの音を出すアンプと感じます。本サウンドカードを設計したエンジニアお勧めの逸品です。是非聞き比べてお楽しみ下さい。 TI(Burr-Brown) OPA2134PA TI(Burr-Brown) OPA2277PA S010シリーズ 製品型番 S010-V DCS-SEV24/PEV S010 DCS-SEV24/PE メインコントローラー VIA VT1724(ENVY24HT) 対応インターフェース PCI Express 1x 音声出力仕様 チャネル数 8チャネル（7.1チャネル） 最大解像度 24bit（デジタル・アナログ共に） 最大サンプリングレート 96KHz（デジタル・アナログ共に） 音声入力仕様 チャネル数 2チャネル 最大解像度 24bit（デジタル・アナログ共に） 最大サンプリングレート 96KHz（デジタル・アナログ共に） S/N比 出力：ステレオチャネル 108dB 出力：サラウンドチャネル 103dB 入力 102dB 出力端子 デジタル出力 光デジタル出力x1,同軸デジタル出力x1 アナログ出力 ステレオピンジャックx4（8チャネル分） 入力端子 デジタル入力 光デジタル入力x1,同軸デジタル入力x1 アナログ入力 ステレオピンジャックx2（マイク、Line） サラウンド機能 QSound 3D サラウンド機能搭載 オペアンプ 新日本無線NJM4580D（ユーザーによる付け替え可能） 同梱品 DCS-SEV24/PE本体 アナログ入出力変換ケーブル 同軸デジタルケーブル 取扱説明書 ドライバーソフトウェア 対応OS WindowsVista(32bit)※ Windows2000 SP4 Windows XP ※WindowsVista用ドライバは製品に同梱されていません。弊社ウェブサイトより別途ダウンロードしご利用下さい。 Windows2000 SP4 Windows XP